<スローガン>
さまざまな「体験学習」にふれ 違いから学ぶ
第17回大会 大会終了のお礼
第17回日本体験学習研究会全国大会は、2015年12月5日(土)・6日(日)、無事に盛会で終えることができました。
今大会の当日午前中は、南山大学人間関係研究センター主催の第2回公開講演会(座談会)「私の体験学習をふりかえる」の企画がありました。この企画に参加くださるとともに、本大会にご参加いただけた方もいらっしゃいました。高等教育にラボラトリー体験学習を導入した南山短期大学人間関係科の歴史の話もあり、もう一度体験学習における学びの場づくりの難しさとおもしろさが伝わる企画であったようです。
第17回大会は、みなさま一人ひとりにも参加しようという気持ちを動かすメッセージになることを願って、「さまざまな『体験学習』にふれ 違いから学ぶ」をスローガンに開催いたしました。最初は、「自—創—学—社」といった漢字に込められた意味を語るグループ、「かかわり学ぶ、私発見」、「さまざまな『体験学習』にふれる」「体験学習『守破離』様々なアプローチにふれる」、「みんな違って、みんないい」、「観る力」、「自立している:自分の足で立ってみよう」「100皮むける」などなど、小グループからたくさんのアイデアが出され、話し合いを重ねる中、統合的・融合的に本年度のスローガンが浮かび上がったのでした。
このスローガンの実現に向けて、今大会はさまざまな種類のワークショップの開催をし、体験から学ぶことのおもしろさとひろがりを、感じていただけたのではないかと思います。 例年のエクササイズ・セッション、レポート・セッションも、また二日目の教育ファシリテーション専攻の院生の企画プログラムも、「さまざまな『体験学習』にふれ 違いから学ぶ」ことを大切にした企画運営になったのではないかと思います。
2016年度は、南山大学の教員スタッフの都合で第18回大会はお休みをいただくことになります。しかし、すでに関東からの参加者の方より、関東大会を実施していただけることが決定しました。さらなる発展を願って、次回の大会を迎えたいと考えています。
2016年2月吉日
大会運営責任者 津村 俊充
第17回大会の要旨
当大会のレポートは以下からご覧いただけます。